甲府城 徳川氏が重視した甲府盆地の要の城

甲府城 本丸天守台 関東・甲信越

今回は、東日本最大級の高石垣が切り立つ、山梨県甲府市のこうじょうに行って参りました。

甲府城の概要

この城は、天下統一を遂げた豊臣秀吉が加藤光泰みつやす甲斐かい(現在の山梨県)に送り込んで築城が始まりました。関ヶ原の戦い以降は、徳川家康により幕府の直轄地とされ、幕末まで存続しました。近年、舞鶴城公園の整備事業によって、復元が進められています。

イッセイ
イッセイ

甲府城の石垣には、まじないなどの意味から星形や魚などの図形や絵、文字が描かれた石を見つけることができるよ。

しゃっちゃん
しゃっちゃん

あまり他の城では見ることのできない、独特な石垣だね!

幕府が重視した石垣の城、甲府城入城

JR中央本線、のぶ線の甲府駅に着きました。

まず北口の歴史公園に行きました。そこには、山手御門が建っています。

駅前すぐに本格的な城門を見られるとは驚きです!甲府城の石垣を用いて復元し、平成19年(2007)に完成しました。武器庫として使われたと考えられています。それでは、甲府城に向かいます。

駅の南口に出て、まずは舞鶴城公園の外の北側を進みました。城公園の北側からは、いなやぐらを見上げることができます。

高石垣とマッチしていて壮観ですね!鬼門の北東に位置することからうしとら櫓とも呼ばれています。

城公園外の東側から回り、南側から入っていきます。内堀の外側からは、甲府城の高石垣を望むことができます。

建造物があまりなく、石垣の立派さが際立って圧巻ですね。城内のほとんどは、粗割石あらわりいしを使った面積づらづみになっています。

用語解説

野面積……切り出したままの小・中自然石をほとんど加工せず積み上げた石垣

手前の明治時代に架けられた遊亀橋を渡って入って、鍛冶くるに入りました。鍛冶曲輪から高石垣を見上げながら坂を上ります。稲荷曲輪門をくぐると、稲荷曲輪に着きます。そこからは、先ほどの稲荷櫓に入ることができました。

平成16年(2004)に復元された二重櫓です。武器庫として使われていました。入館料は無料で、内部は甲府城に関する説明がされてありました。100名城スタンプはそこに設置されてありました。それでは、本丸へ向かいます。

壮観な高石垣の天守台

稲荷曲輪から緩やかな坂を上って、天守台の麓を回って、本丸へ進みます。天守台の高石垣を見上げました。

壮大な構えですね!豊臣系築城術が生かされた石垣で、往時の雰囲気を感じることができます。平面が不整形の天守台となっています。

しゃっちゃん
しゃっちゃん

どっしりとした様子の天守台だね!

イッセイ
イッセイ

そうだね!城が建っていた時代の風情を、今も保っているよ。

本丸の外側を回り、鉄門から本丸に入っていきます。

堅固な構えの門ですね。門をくぐると、本丸に入り天守台が見えます。

背後の山々が、天守台を引き立ていて、良い画になります。天守台の中に見えるのは、穴蔵あなぐらです。

用語解説

穴蔵……天守内部の地階の四方を石垣で囲む構造

穴蔵を登り天守台の上に立つと、甲府盆地を一望できました。

この写真は、南側の景色です。周りが山々に囲まれており、広大な甲府盆地を見渡せました。また、眼下には甲府市内の建物を並び立っていました。

この写真は、北側の景色です。こちらも建物が並んでおり、甲府市の賑わいを感じることができました。奥の方には、武田氏館や要害山城など、武田信玄ゆかりの城があります。

天守台には、ボランティアの方々がいらっしゃって、甲府城や山梨県内のその他の城の解説をしてくださいました!親切な方たちで、説明がわかりやすかったです。

今回は、甲府盆地の要の城に行き、壮観な高石垣を見ることができて良かったです。

参考文献:公益財団法人 日本城郭協会,(2018),『日本100名城に行こう』,学研プラス. 大野信長,有沢重雄,加唐亜紀,(2018),『日本の城1000城』,西東社. 千田嘉博,(2018),『一生に一度は生きたい日本の名城100選』,宝島社.

コメント

タイトルとURLをコピーしました