今回は、松代藩真田家の居城、長野県長野市の松代城へ行って参りました。
松代城の概要
この城は、武田信玄が北信濃(現在の長野県の北部)を支配して、その後松代城と改名されました。海津城時代の縄張を生かして改修しているの武田流築城術の特徴が強く出ています。
しゃっちゃん
信玄のライバルの謙信が、同じ漢字を持つ城を治めたというのは、何か因縁を感じるね。
有力武将が入城した松代城
本丸は、太鼓前橋を渡って、太鼓門から入っていきます。
本丸の大手口の内枡形門です。手前の橋詰門(高麗門)と奥の太鼓門(櫓門)で枡形を形成しています。ともに平成16年に復元されました。
太鼓門をくぐると、本丸に着きます。本丸には、櫓台がありました。本丸北不明門を通って、本丸から出ました。
搦手口を守る外枡形門です。手前が一ノ門(高麗門)で奥がニノ門(櫓門)です。昔は、このあたりまで千曲川が接近していたそうです。
門を出て少し進むと、二の丸土塁と本丸戌亥隅櫓台が見えます。
手前の二の丸は土塁で囲まれています。奥の戌亥隅櫓台は野面積の石垣です。
しゃっちゃん
天守台はないの?
イッセイ
戌亥隅櫓台は、実質的には天守台の役割にあるんだよ。
真田宝物館
松代城から徒歩3分の場所にある真田宝物館に行きました。
真田家伝来の宝物を多く収蔵している信州最大級の真田ミュージアムです。また、松代城関係の展示物として松代城復元模型などを展示しています。入館料は、2023年現在、600円です。真田好きとしては、真田家の様々な物品を見たり、真田家についてさらに知ることができて、とても面白かったです。
北信濃の松代藩真田家の居城に行けて良かったです。
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