今回は、豊かな水で城を固めた水城、大分県大分市の大分府内城に行って参りました。
大分府内城の概要
この城は、福原直高が築城し、直高に代わって城主となった竹中重利が大改修した城です。北は大分湾の海に面し、東には大分川があり、城は堀で固められました。
三成の敗北により、直高の進路は大きく変えられたんだね。
水に守られた堅城、大分府内城入城
JR日豊線の大分駅に着きました。
駅から徒歩15分ほど歩きました。大分の町が栄えている様子を感じることができました。
大分市役所前の交差点を渡ると、西の丸西南隅櫓が見えました。
堀と櫓がマッチしていて美しいです。
少し歩くと、城の入り口、大手門に着きます。
大手門に100名城スタンプが置いてありました。門を通ろうとしたところ、門の脇に猫がいたのが目に留まりました。
門の隙間に留まっていて、とても可愛かったです。
門の先の城内は駐車場になっており、整備中でした。駐車場の奥に本丸があり、天守台が見えました。
竹中重利が四重の天守を建てましたが、火災で焼け落ち、以後天守は建てられませんでした。現在は野面積の天守台石垣だけ残っています。
天守台の上からは、大分の市街地を一望できました。
正面には大分市役所が見えます。
天守台を下りて、廊下橋を渡り、山里丸に着きました。
廊下橋は屋根付きの橋で、西の丸と山里丸・北の丸を結んでいます。
大分府内城は戦時中の空襲で櫓数棟が焼失したけど、昭和40年(1965)に西の丸西南隅櫓など三棟の櫓と大手門が、平成8年(1996)に廊下橋が復元されたんだ。
戦後に多くの建物が復元されたんだ!
山里丸からは人質櫓が見えます。
現存する櫓は、この人質櫓と宗門櫓だけです。やはり堀と櫓がきれいですね。
大分に来たということで、だんご汁&とり天を食べました。
だんご汁には、もちもちのだんごが入っていて美味しかったです。とり天は、サクサクの衣にジューシーな鶏肉がマッチしていてとても美味しかったです。
豊富な水に守られた城に行けて良かったです。
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