武田氏館 武田氏三代の居館

武田神社 関東・甲信越

今回は、戦国時代の強者一族・武田氏が住んでいた館、山梨県甲府市のたけやかたに行って参りました。

武田氏館の概要

武田氏館は、武田信虎のぶとらが築き、信玄・勝頼の三代が住んだ方形居館です。別名でつつさき館と呼ばれていました。主郭の内部は現在、武田神社が鎮座しています。主郭・西くるの広大な水堀や、西曲輪の武田氏特有の枡形ますがたぐちなどが、見どころとなっています。

イッセイ
イッセイ

館には、水洗式のトイレや、政務用のすずりなども用意されていたそうだよ。

しゃっちゃん
しゃっちゃん

名高い戦国大名・武田氏の居城は、充実した館だったんだね!

信玄ミュージアム

JR中央本線、のぶ線の甲府駅に着きました。

まず、南口にある武田信玄公之像を見ました。

威厳がある武田信玄らしい姿ですね。

北口には、武田信虎公之像がありました。

こちらが、武田信玄の父で武田氏の争いを統一した人物です。彼が築いた居館へ向かいます。

甲府駅北口から山梨交通バスに乗り8分ほどで武田神社前に着きます。武田氏館の入り口外には、甲府市武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)がありました。

武田氏三代を始めとする武田氏館の歴史や、武田領の城下町として栄えた甲府の歴史などを知ることができます。無料の常設展示室と有料の特別展示室からなり、見応えがある資料館でした。

武田氏三代の居館、武田氏館入城

まず、館の東にある大手門東史跡公園に行きました。そこには、大手虎口前に復元された土塁がありました。

大手虎口の曲輪跡に復元されました。この地中には、武田氏特有の丸馬出まるうまだしがあり、その遺構の三日月堀があったことが判明されています。

用語解説
  • 大手……城の正面
  • 虎口……城の出入口
  • 曲輪……城の平坦面を持つ一区画
  • 馬出……虎口の前面(外側)に設けられた、攻撃の拠点となる小規模な曲輪
  • 丸馬出・・・・・・半月型の馬出

それでは、館正面から入城して行きます。館は、水堀で囲まれていました。

広大な水堀ですね!居館って感じがします。また、館は土塁にも囲まれており、防御機能が充実していたことがわかります。

水堀に架けられた神橋を渡って入りました。

綺麗な朱色の橋ですね。奥正面に見えるのが、武田神社の鳥居です。

鳥居をくぐると、城郭らしからぬ整然とした神社の境内に出ました。正面には、拝殿が見えます。

信玄を始めとした武田氏が祀られています。やはり、人気の戦国武将というだけあって、大賑わいでした。100名城スタンプは、神府集札授与所にありました。

神社の裏手にある西曲輪へ向かいました。木々が生えているその道は、先ほどと違って閑散としていました。西曲輪には、枡形虎口が存在しています。

写真は、枡形虎口入り口の石垣です。

用語解説

枡形虎口……虎口前面に方形の空間を設け、周囲を土塁などで囲い込んだ虎口

上から見た枡形虎口全体の様子はこちらです。

左右両端の石垣に挟まれた入り口の部分が、虎口となっています。このように枡形になっていれば、敵に対して常に側面から攻撃すること(横矢)が可能となり、防御性の優れた設備でした。この枡形虎口は、曲輪に入る通路を折り曲げさせて、両側を土塁で固めました。

しゃっちゃん
しゃっちゃん

攻めづらい遺構が残っていて、武田氏の館として鉄壁の防御の城だったんだね!

イッセイ
イッセイ

そう、戦国時代の豪傑は、館も抜かりなし!

今回は、武田氏三代の居館に行き、名高い戦国大名一族に触れることができました。

参考文献:公益財団法人 日本城郭協会,(2018),『日本100名城に行こう』,学研プラス. 千田嘉博,(2018),『一生に一度は生きたい日本の名城100選』,宝島社.

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