勝瑞城　細川・三好氏の本拠地

今回は、細川氏・三み好よし氏が本拠にした徳島県板いた野の郡藍住あいずみ町にある勝しょう瑞ずい城じょうに行って参りました。

勝瑞城の概要

室町時代に阿波守護細川氏の守護所が置かれていたとされています。16世紀半ばに家臣の三好氏が謀反を起こして実権を握り、三好氏も引き続き勝瑞を本拠としました。長ちょう宗我部そかべ氏の侵攻に備え、館の北東に勝瑞城が築かれたと考えられています。

細川・三好の本拠、勝瑞館

まず、勝瑞発掘現場事務所に行きました。

勝瑞館跡に隣接していて、勝瑞城などの史料が展示されていました。入館料は、無料です。続100名城スタンプはそこに置いてありました。それでは、勝瑞館跡に入っていきます。

館跡は広大な土地でした。史跡公園としての整備が進行中です。

水堀跡は大規模でした。

次に、勝瑞城跡へ向かっていきます。

敵の侵攻に備えた勝瑞城

勝瑞城跡は館跡から交差点を挟んで反対側にあります。なので、すぐ着くことができました。

城跡は現在、見けん性しょう寺の境内となっています。

見性寺には三好氏の墓所がありました。また、三好氏の歴史を記した「勝瑞義ぎ冢ちょう碑」も建ってありました。

側面に文章が刻まれていて、歴史を感じることができました。寺の外に出ると、水堀跡が見えます。

手前の、草木で鬱蒼といている場所が昔の城の水堀です。幅約13メートル、深さ3メートル以上あって大規模でした。

徳島に来たということなので、徳島ラーメンを食べました。

スープがおいしく、豚骨風味がクセになるラーメンでした。

細川・三好氏が本拠にした館と城に行けて良かったです。