今回は、壮大な石垣が巡る山城、岐阜県恵那市の岩村城に行って参りました。真夏の暑い日の攻城でした。
岩村城の概要
この城は、標高717mの日本一高い場所に築かれた城です。近世山城の代表として、高取城、備中松山城とともに日本三大山城にも数えられ、霧が多いことから「霧ヶ城」ともいいます。遠山氏の居城でしたが、城主を変え、江戸時代以降も存続しました。本丸、二の丸が無数の石垣で囲われていました。
岩村城は、戦国期には遠山氏の居城でした。最後の領主である遠山景任の没後、跡取りがまだ幼かったため、景任の妻にして織田信長の叔母、おつやの方が城主となりました。しかし、武田信玄の武将、秋山信友の攻撃を受けたおつやの方は降伏して信友の妻になってしまいます。その後、織田軍の反撃で城が落ちると、信友とともにおつやの方は信長によって磔にして斬られました。

織田信長の残忍な一面がわかりますね。
歴史ある建物が並ぶ城下
城の前に広がっている城下町に着きました。

岩村町本通りは重要伝統的建造物群保存地区に選定されている古い建物が並ぶ貴重な街並みです。散策するだけで楽しかったです。
城下町を歩くと、登山道が見えます。山麓には太鼓門と表御門がありました。

江戸時代は麓に藩主邸があり、その跡に平成2年(1990)に太鼓櫓(右)と表御門(中)が再建されました。
太鼓櫓……内部の太鼓で時を知らせる櫓
表御門を通ると、岩村歴史資料館の駐車場に着きます。裏側から門を見ると、こんな感じです。

右端には移築された藩校知新館正門が見えます。
岩村歴史資料館は、藩主邸跡に建てられており、城絵図など岩村城関係の歴史資料を展示しています。

入館料は、2023年現在、一般300円、高校生以下無料です。100名城スタンプはここに置いています。
日本三大山城、岩村城
近くの登山口から登っていきます。

登山口から本丸までは徒歩30分ほどです。
二の丸を過ぎると、本丸北東面の六段石垣が見えます。

雛壇のように6段に積み上げられた見事な石垣です。

壮大な石垣だね!

在りし日の岩村城の規模と形状を示しているよ。
階段を上ると、長局埋門跡の石垣が見えます。

巨大遺跡を思わせる壮大な規模です。まさに絶景ですね。
階段をさらに上ると、本丸に着きます。

本丸からの景色は良かったです。

右手奥に平らに見えるのが恵那山です。さすが、日本三大山城からの景色ですね。
日本三大山城の一つに行けて良かったです。
参考文献:公益財団法人 日本城郭協会,(2018),『日本100名城に行こう』,学研プラス. 大野信長,有沢重雄,加唐亜紀,(2018),『日本の城1000城』,西東社. 千田嘉博,(2018),『一生に一度は生きたい日本の名城100選』,宝島社.



コメント
真夏の暑い日によく登りましたね。真夏の山城はヤバいですよね。